リオデジャネイロでのオリンピックが閉幕し、いよいよ秋に向かう空気です。リオのカラーが弊社のカラーと重なり、思い出深いオリンピックになりました。
さて、今回はビックベールと充填量についてお話しします。
弊社は日本国に対して200L圧縮袋を主体に様々なパッケージを提案していますが、その中で最大容量をほこるのがビックベールです。
ビックベールは1パレット1袋の圧縮です。標準的に200L袋は1段に5個ずつ5段階に積み重ねた1パレット25個ですが、ビックベールはそれとほぼ同じ大きさで、画像でその大きさのイメージができるかと思います。(伸長165㎝の日本人)
レシピにより、その容量は5.0~6.5㎥(5000L~6500L)とバリエーションがあります。パレットは同一ですが、ピートおよび添加物の種類により比重が異なるためです。
フラクションやバルティカなどの原料系では5.0~6.5㎥、TSシリーズに代表される完成培地系は5.5~5.8㎥、ベースサブストレート系は主に5.8㎥です。
もちろん、内容量はヨーロッパノーマルEN12580に準拠しています。
パレットに載った1トン程のビックベールを取り扱うことができるとしたら、皆様の生産コスト削減のひとつの選択肢に入れて下さい。100L、200L袋に比較して明らかにコスト・アドバンテージがあります。
次に充填量についてです。
培地を手にされるお客様の中に
「開封して復元したらどれだけ増えるの?」
「この袋から何ポットとれるの?」
という質問を頂くことがあります。
答えは明白です。
「開封しても増えません。厳格な基準通りの容量です」
「EN12580のデータに基づく値があります。参考にしてください。」
9㎝φポット 2820ポット/1000L
10㎝φポット 2060ポット/1000L
11㎝φポット 1440ポット/1000L
12㎝φポット 1150ポット/1000L
13㎝φポット 870ポット/1000L
いよいよ9月。2017年に向けた動きのはじまる季節です。
ご用命下さい。