2018年11月13日火曜日

テクニカルミーティング Germany HQ

11月6日~9日、全世界の弊社技術担当者がドイツ本社で一同に会しました。
培地製品のNewレンジ、GreenFibre(ウッドファイバー)の配合拡大、Growcoon(生分解性育苗製品)の世界リリース、オーガニックの肥料成分変化を含む正確な対応、オランダラボを中心にしたデジタルサービス、など近い将来に必ず日本の生産者の皆様や農園芸に貢献するためのツールとなる技術会議です。
ドイツ本社ラボからの最新試験報告、オランダ・フランス・中国からの事例、EUにおけるルール準拠、企業としてのCO2対策・・・ボリュームのある最新の話題は、全て数十年先を見据えています。
弊社は創業から105年目になりますが、ピート培地だけでなく、作目の栽培に対する最高のアプローチを行う企業へと進化していきます。それは現場主義が最も重要であるということを意味します。
そして、私たちは己の欠点をよく知っています。その欠点を更に見つけ出すための新しいチャレンジが繰り返されます。
ご用命ください。2名の日本人技術駐在員が皆様の現場にお伺いします。















2018年3月19日月曜日

アジア・テクニカルセミナー

弊社アジアパシフィックは、5日間にわたり台湾にて技術セミナーを開催致しました。
これは弊社関係者とエージェントが各国から台湾に集まり、これから未来に向けて生産者の皆様にお届けできる技術と情報を共有し、各国の取り組みやノウハウを交換し合うことで更なるブラッシュアップをはかる機会としました。
日本、韓国、中国、シンガポール、オーストラリア、サウジアラビア、ベトナム、インド、タイ、フィリピン、インドネシア、オランダ、ドイツ。13か国のメンバーが一同に会す中で、あらためて日本の園芸農業の位置づけを確認できました。
弊社日本駐在としては「根域の土壌改良」をテーマに日本国内の事例を豊富に提供してのプレゼンテーションをしましたが、これらはアジアパシフィックの中、ドイツ本国と比較しても技術とノウハウが秀でていることがわかりました。
日本は素晴らしい技術力と向上心にあふれています。緻密な作業と精度の高さはやはり他国の手本となるものです。
弊社は、アジアで手本となる日本の皆様の栽培力を尊重し、現地に最適化した提案、新しい提案を行います。
ご用命ください。




2018年3月11日日曜日

3.11

3月11日。
この日を特別に数えるようになってから7年が経ちました。
弊社はこの日を迎えるたび、日本の園芸農業にどのような貢献ができたのか、ピートは復興のためにどう活かすことができたのかを考えます。
画像には6年間使用してきたひとつのシューズをあげてみます。これは東日本大震災よりも前に企画されながら被災し、1年間を経て福島県の工場で蘇った「フェニックス」という名のシューズです。タグにはMADE IN FUKUSHIMAと記されています。
6年間、このシューズは多くの地域、皆様の圃場に伺って参りました。これからも日本の職人の皆様が丹精を込めたこの素晴らしいシューズと共に、弊社の技術力が多くのお役にたてるよう足を運びます。
どうぞご用命ください。
私たちはピートのもつ力で皆様を応援致します。