2016年2月11日木曜日

SEV

私たちのまわりは電子により物質として成立しています。
そして、農業は特に(肉眼では)見えない電子により影響を受けています。
一方、生育環境や成長そのものに電子が影響している事を知っていても、人がそれを自由にコントロールする事は至難の技です。
土壌のpH、EC、CECは検査によりデータ化が出来ますし、園芸資材市場にはこれらを補整もしくは増幅すると謳うメーカー側視点の資材が沢山存在し、この春の需要に合わせて活発に営業されています。
しかし、CECなどイオンの数だけで植物が本来の力を発揮する訳ではありません。pHもECも値が適切だとしても、植物が求めるタイミングや環境そのものの緩衝能により、反応は変わります。水の動きも大切です。
弊社はピートのもつ本来のポテンシャルと、裏付けのある確かなノウハウを最大限利用した提案で、生産者の皆さまのメリットを追求していきます。
そして本年度からは、日本で開発と製造がなされ40年あまりの歴史と、世界主要国の特許をもつ『SEV』との協働試験を開始します。
SEVは物質活性化の技術ですが、既に自転車や野球、マラソンなどのプロスポーツ選手やモータースポーツ機器、水質や空間域の改善などで有名です。
まずは国内











園芸トップ産地の高知からスタートします。試験経過は追いかけながら公開します。




2016年2月1日月曜日

花き栽培の土づくり

2016シーズンの夏秋期に向けた花き栽培の土づくりがスタートしています。
弊社は可能な限り現地に入り、一般的な方法による土壌診断データと、現場のリアルな環境の両方を鑑みて、最適なピート培地を選び、導入すべきボリュームとユーザーの経営を考慮した設計を行っています。
しかし、ピートでない方が良いと判断した場合に迷いはありません。弊社はメーカーですが、生産者のために存在している以上、生産者の立場でサービスする事に意義があります。
画像は、そんな弊社を少ない時間で理解して頂き、一緒に遥か先のリザルトを考えながら決めたピート製品を、積極的に導入して頂いたトルコキキョウ生産者の土づくり風景です。
ベット幅に対し-10cm幅、5cm厚で畝列に投入しています。園主の土壌がピートをサンドウィッチする構造を作っています。







ご興味のある方は、お気軽にご用命下さい。