2020年5月21日木曜日

情熱大陸とベースサブストレイト


新型コロナウィルス感染症によるパンデミックが続く中ですが、新緑が輝き、花々が咲きめぐる季節、皆様にとって健やかな毎日であることを信じています。

弊社としては国際的に重要な農園芸産業を支える立場から、パンデミック従前と変わらず事業を継続しております。一方、各国やその地域の法令・指針に準拠した活動を図っており、インターネットを活用した国際会議、各事務所・サービス拠点・工場など全ての事業所について最新最適と考える感染症対策を行っております。

今日現在、皆様のご理解・ご支援により、弊社とその家族に罹患者は未発生です。事業につきましても計画通りに稼働しております。ここに深く感謝致しますと共に、このようなSNSを通じた失礼をお許しください。

さて、弊社のピート製品がとてもユニークで素敵な番組に登場していました。
2020年5月17日、タレント・ソングライターの所ジョージ氏が出演された「情熱大陸」(毎週日曜23時放送)です。
https://dizm.mbs.jp/title/?program=jounetsu&episode=142

登場するピート製品は「Base Substrate3 coarse-fibrous (Rec.414)」。
場所はかの有名な ” 世田谷ガレージ ” です。
所ジョージ氏が昨年10月、野菜やハーブ類の畑に土壌改良のために投入しているシーンに登場しています。その畑の最近の様子(5月12日)は動画youtube https://www.youtube.com/watch?v=w7jc2rinhYc で配信されており、都内のガレージ横とは思えない土壌の状態が鑑みれます。
また、同氏が10月に作曲した「最近の唄243 ”畑” 」にも製品がアップで登場しています。https://www.youtube.com/watch?v=qJE2clIcE84

土壌改良のみならず、イチゴやナス科のベンチ栽培や鉢花栽培用の培地として国内の多くの産地で利用実績がある「Base Substrate3 coarse-fibrous (Rec.414)」は、優良有機物であるピートをpH6.0をターゲットに調整し、界面活性処理した肥料無添加の製品です。
しかし、それは単にピートの化学特性を処理しただけのものではありません。
弊社が自己所有する原料のみを使い、ソッド(塊)で採掘した年生の若いホワイトピート10-25㎜、同じ採掘方法・同じ年生の25-45㎜、引掻き採取したホワイトピート0-25㎜、ワタスゲなどを原体とした70㎜の長繊維ホワイトピート、の4種類のピートを一定率で配合し、水分55%以上を保った製品です。
それにより三相構造が安定し、固相<10%、液相55-65%、気相25-35%となっています。(55%以上の水分を保持することでピートの物理性や生物性が保たれ、培地としての高い性能が安定します。しかし所ジョージ氏が言っているように少々重くなってしまいますが、ご勘弁ください。品質の重さです。。)

これからも、皆様にとっての ” 世田谷ガレージ ” で弊社がお役に立てるよう、私たちのもつノウハウ・技術・製品ラインアップをフル活用し、皆様の笑顔と出会えるよう尽力して参ります。

いつもありがとうございます。





2020年3月11日水曜日

Don't forget 311, Establishment Japan sales company

3月11日。私たちはこの日を忘れていません。
時間は決してその流れを止めることはなく、今も動き続けます。あの3月11日から今日まで、時間の流れと共に復興は進んできたのでしょうか。
私たちにできることは多くはありません。しかしこれからも一つ一つ、丁寧に日本の農業・園芸のために、生産者のために活動していきます。

また、昨年は多くの地域で気象災害、自然災害がありました。被災者の皆様、甚大な被害にあわれた地域の関係各位にお見舞い申し上げますと共に、皆様の2020年がより良いシーズンになりますよう、私どもがお役に立てるよう、全力で活動して参ります。

そして本年は、日本の小売マーケットに向け、新たに日本専売品を製造販売する子会社「クラスマン・ダイルマンジャパン株式会社」を設立致しました。
この子会社は、私どもが日本の農業・園芸のために開発した培地を、ドイツ本国の品質管理に習い、日本の信頼できる工場で製造する主に40L袋の既製品(育苗用、挿し芽用、鉢上用など数種類)を販売する会社となります。

もちろん、これまでのクラスマン・ダイルマン(アジアパシフィック)の日本技術駐在員の配置と活動はそのまま継続し、皆様の技術サポートをより良いものにするため、更に技術ノウハウ・提案力を強化していきます。従来からのオーダーメイドの取り組みや講習、お取引関係には何ら変更がありません。
国内で拡大しているグローコーンは公的試験場によるデータ解析も実施。世界でも類をみない低pH低ECに安定調整されたココファイバーなど、ピートに加え、新しい素材や取り組みも進めていきます。
皆様には相変わらずのお付き合いを賜ることができれば幸甚です。

今後とも、私どもKlasmann-Deilmannをご用命ください。











2019年3月11日月曜日

8年目の今日

東日本大震災から8年目の今日を迎えました。
弊社はこの日に誓いをもっています。
弊社のすべての行動と実践は生産現場のためにあります。それは日本支社を設けずとも、正規スタッフを本国から日本に駐在させていることで可能となります。
そして、東北とりわけ福島県に向かう機会が年々増えています。
多くの生産者や関係機関とお会いするたび、現地の圃場を見るたび、弊社でやるべき復興支援が益々増えていることに気づきます。
クラスマンは、もっている全てのノウハウ、新しいテクノロジーの提案を惜しむことはありません。そして過去を貴び、現状を打破し、未来に向かう勇気があります。
クラスマンはもはやピートメーカーではありません。生産者を成功に導くためのメーカーです。
ピート
オーガニックレンジ
グリーンファイバー(ウッドファイバー)
グローコーン(生分解性プラスチック繊維)
電子情報サービス
新たな栽培システム
・・・
クラスマンをご用命ください。









2019年2月22日金曜日

Growcoon(グロークーン)

弊社が全世界にリリースするグロークーン(以下GC)は、日本においても試験栽培、正式採用が始まっています。
GCは生分解性のメッシュ構造をもっています。培地(土壌)の微生物によって生物学的に分解され、完全にCO2とH2Oに変換されます。(分解速度は、培地(土壌)の温度、湿度、pH値などの影響を受けます。)また、この分野で厳しい基準をもつ欧州において、産業用堆肥化証明書を正式に取得していますので、日本でも安心して使用できると考えます。
今回は、日本において昨年秋から2月までに行われたF1トマトの育苗・収穫試験の調査内容を報告します。

結果として、初期の発根がいずれも早く、その後の活着がスムースになることが確認されました。これらは国内主力の固化培地、ペーパーポットと比較し、品種はCF桃太郎ファイトを使用しました。

ただし、この結果は全ての産地や品目において同様の有効性を示すものではありません。ひとつの成果としてご覧ください。一方、ベルギー、オランダをはじめ、欧州を主体に急速に世界での使用が拡大しています。環境対策やコスト削減に強い感心のある欧州で、GCの有効性が具体化しているとも言えます。

GCは従来の育苗培地をそのまま使用し、従来通りの育苗をしても(セル形状がクサビ型でなくとも)抜き苗性がとてもよいという特徴があります。また、GCをセットするトレイのポケット側内面と培地の間にGCの空気層が保たれるため、十分な酸素供給が可能となります。
併せて、根の張りがスムースである反面、定植までに待機する根がトレイポケット内に巻き込み難く、定植後もメッシュの隙間からストレスなく発根するため活着が良いという事例が多く報告されます。
この試験では同じ200穴トレイ、40Φポット、50Φポットでも、セル形状が異なっていますが、上記の性能がご理解いただけるものと考えます。

なお、この製品はオランダの工場において、オーダメイドにより製造されます。
また、水耕栽培や植物工場での採用が始まっています。
これからの新しいKlasmann-Deilmannにご注目ください。

            左:固化培地200穴、右:GC200穴

      固化培地200穴、GC200穴を各12㎝ポットに鉢上げして経過観察
               左:固化培地、右:GC


                ペーパーポット40Φ

GC40Φ


            左:ペーパーポット50Φ、右:GC50Φ


          上:ペーパーポット40Φを定植、第1果房で収穫
          下:GC40Φを定植、第1果房で収穫











2018年11月13日火曜日

テクニカルミーティング Germany HQ

11月6日~9日、全世界の弊社技術担当者がドイツ本社で一同に会しました。
培地製品のNewレンジ、GreenFibre(ウッドファイバー)の配合拡大、Growcoon(生分解性育苗製品)の世界リリース、オーガニックの肥料成分変化を含む正確な対応、オランダラボを中心にしたデジタルサービス、など近い将来に必ず日本の生産者の皆様や農園芸に貢献するためのツールとなる技術会議です。
ドイツ本社ラボからの最新試験報告、オランダ・フランス・中国からの事例、EUにおけるルール準拠、企業としてのCO2対策・・・ボリュームのある最新の話題は、全て数十年先を見据えています。
弊社は創業から105年目になりますが、ピート培地だけでなく、作目の栽培に対する最高のアプローチを行う企業へと進化していきます。それは現場主義が最も重要であるということを意味します。
そして、私たちは己の欠点をよく知っています。その欠点を更に見つけ出すための新しいチャレンジが繰り返されます。
ご用命ください。2名の日本人技術駐在員が皆様の現場にお伺いします。















2018年3月19日月曜日

アジア・テクニカルセミナー

弊社アジアパシフィックは、5日間にわたり台湾にて技術セミナーを開催致しました。
これは弊社関係者とエージェントが各国から台湾に集まり、これから未来に向けて生産者の皆様にお届けできる技術と情報を共有し、各国の取り組みやノウハウを交換し合うことで更なるブラッシュアップをはかる機会としました。
日本、韓国、中国、シンガポール、オーストラリア、サウジアラビア、ベトナム、インド、タイ、フィリピン、インドネシア、オランダ、ドイツ。13か国のメンバーが一同に会す中で、あらためて日本の園芸農業の位置づけを確認できました。
弊社日本駐在としては「根域の土壌改良」をテーマに日本国内の事例を豊富に提供してのプレゼンテーションをしましたが、これらはアジアパシフィックの中、ドイツ本国と比較しても技術とノウハウが秀でていることがわかりました。
日本は素晴らしい技術力と向上心にあふれています。緻密な作業と精度の高さはやはり他国の手本となるものです。
弊社は、アジアで手本となる日本の皆様の栽培力を尊重し、現地に最適化した提案、新しい提案を行います。
ご用命ください。